ここでは、Data-independent acquisition(DIA、データ非依存性解析)について、同一装置で取得したDIAとDDAの測定データを利用していく方法で学んでいきます。まずは、SkylineでDIAデータを処理するための「Isolationスキーム」(DIAでのプリカーサーイオンのウィンドウ幅)の設定を行い、メソッドへエキスポートします。また、実験で使用するスペクトルライブラリをDDAのデータから、DIAの測定データの取得前に作成しておきます。そして、そのスペクトルライブラリからターゲットタンパク質を分析するためのペプチドやトランジションを選択します。そして、関連するDIAのデータをSkylineにインポートし、解析することで、DIAでの作業を始めるための基本的な流れを習熟していきます。 (43 ページ)
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* - Skyline v2.6にて導入。 v21.1で更新